イカ漁一斉休漁を考える。

イカ漁一斉休漁のニュース

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『イカ休漁だって!どうなってんの?』

最近の話題、お客様にもよく聞かれます!

全国いか釣漁業協議会は、4月26、27日の二日間、燃油価格高騰に伴う緊急補填措置を訴え、全国の小型イカ釣り漁船4,000隻のうち1,000隻が、一斉休漁することになりました。

小型イカ釣漁業は漁火をともし、イカを集魚して操業することから、燃油費の割合が一般の運送業に比べて4倍もかかるため、急激な円安の進行と魚価の低迷で瀬戸際に立たされているのです。

アベノミクスにより、景気浮揚の兆しが見え始めているものの、はたしてそれが魚価の向上に結びつくのかどうか?

答えは『NO』でしょう。20数年前、私が築地に来た当初は、競りで(今はしていません)一杯500円なんて値が付くこともあったのですが、今は高ければ量販店や魚屋さんはよっぽどでないと買いません!なぜか?簡単です。売れないからです。それがいわゆる『魚価の低迷』と言われるものです。つまり価格以上の価値を付加することが現在我々流通業者、小売業者ともにできないからです。

補助金頼み、コストを価格に転嫁出来ない現在の漁業・水産物流通のしくみを見直す時期が来ているのではないのでしょうか? いつやるの? 今でしょ!

一般消費者はこのニュースをどのように受け止めているのでしょうか?マスコミは?『本当に困ったことだ!』『政治が問題だ!』『別に関係ない』等々、、、

でもこの一斉休漁のウラに何があるのか?そのお話はまた後日。ただ言えることは、漁師さんは漁獲量があれば、漁に出たいということ。

採算が合わなければ出漁したくない漁師さんと高ければ売れないから要らないというバイヤー達と無関心な消費者。

スーパーマーケットのお魚売り場から『イカ』が消える日が来るかも?

 

 

 


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