マルソウダガツオの干物を食う。

静岡網代港で水揚げされたマルソウダガツオの干物を食べてみた。

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鮮度落ちがの早い魚で築地には通常入荷しない魚である。それゆえ、産地でしか加工できない、産地ならではの食べ方がある。ここら周辺では『と呼ばれる保存食で、干物にして食す文化・風習がある。網代から連絡を頂き、『うずわ』の干物が到着。

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 鮮度保持の工夫

『うずわ』は背開きにしてから、中骨にも包丁を入れる。血合いが濃い魚なので鮮度落ちを防ぐため、漬け汁を中まで浸透させて鮮度を保った状態で天日で干す。一度裏返して3時間以上乾燥させる。中の水分を十分に抜かないと傷み始めてしまうからである。

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 網代港で天日干しされたマルソウダガツオの干物

試食開始・お茶漬けにする。

頭をとって身と一緒に約10分ほど焼く。

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頭は潮汁にする。このままでもよいが、今回はお茶漬け用のだし汁にした。

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身をほぐす。一口食べてみたが、思ったより塩辛くない。このままでも普通に食べることができる。ご飯の上にのせる。お茶漬けが一般的な食べ方である。

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だし汁をかけて、身を浸し、海苔と胡麻をかける。ワサビか柚子胡椒を添えても良い。生臭さは一切なく、薄味で風味が良く、魚自体の旨味も強く、予想以上に美味。朝穫れ鮮魚のメリットである『鮮度』を最大限に生かした地元でしか作れない商品に仕上がっている。焼き上がりを酒の肴にして良し、ご飯のおかず、酢の物、パスタにあえても良い。居酒屋さんの〆の一品としても喜ばれる。産地に眠っている未利用魚を産地と一緒に考え、生かしていくことの意義。是非一度、お試しいただきたい商品である。


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