石廊いかの魅力。

スルメイカは、夏から冬に西南日本海や東シナ海にかけて産卵、孵化し、黒潮や対馬海流にのって日本海と太平洋に分かれて北上する。秋から冬にかけてが旬とされているが、実際には回遊する途中に沿岸各地の定置網や小型イカ釣り船により漁獲される。

7月半ばを過ぎ、南伊豆石廊崎沖の活イカが良くなってきた。

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冬に駿河湾内で生まれた幼イカは、5月頃には麦イカ(全長20cm位)として漁獲され始め、石廊崎沖へ移動しながら成長し、秋口まで漁が行われる。

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駿河湾内生まれのイカは栄養素の高いエビアミのプランクトンを沢山食べていることが美味しさの源になっている。沿岸周辺に留まり、成長したイカは回遊のイカと比べ、肉厚で丸々と太っていて、甘味がある。築地でも人気があり、その評価も高く、他のスルメイカの2割ほど高値で取引されている。『石廊いか』はブランド魚である。

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一般には、スルメイカ漁は、イカが集魚灯に集まる習性を利用して、夜間に行われるのだが、南伊豆では昼イカ漁(といっても午前4時には出漁)を実施している。翌朝の東京への活魚出荷に合わせてのことなのか、我々にとって大きなメリットになっている。

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飴色の身と歯ごたえの良さ、肉厚で甘味がある。

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肝はまだ小さいが、鮮度は抜群。刺身はもちろん、煮物、焼き物、揚げ物など用途が広く、和・洋・中等の料理のジャンルを選ばないスルメイカは使い勝手の良い商材である。

イカ・タコ類はコレステロールが多いので心配という人も多いのだが、これは事実ではない。実は『タウリン』の働きにより、コレステロールを排出し高血圧、心臓病、肝機能障害などを予防する効果がある。『美味しく食べて健康に暮らすこと』を考えていけば、『』は自ずと進んでいくのではないのだろうか。

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